旧暦6月1日(現在の7月1日頃)に、加賀藩前田家から江戸の将軍家へ氷室の氷を献上した「氷室開き」という故事があります。城下町・金沢には今もこの風習が受け継がれ、7月1日の「氷室の日」には「氷室まんじゅう」や「氷室ちくわ」を食して夏の無病息災を願う風物詩として親しまれています。
福光屋では、冬の酒蔵で仕込んだ純米大吟醸を、氷室の氷のごとく氷温で貯蔵し、氷室開きの時期に蔵出しする夏酒「氷室献上」というお酒をご用意しています🍶🧊
玉川店では「氷室献上」の蔵出しを祝し、九谷焼の工房あめつちさんの器と、日本の古き良き時代の道具を揃え、涼し気な夏の企画展を開催いたします。
企画展『氷室献上』
6月22日(水)〜7月3日(日)
福光屋 玉川店
「氷室まんじゅう」や、「氷室ちくわ」の販売はもちろん、工房あめつちさんのおすすめする、金沢のおいしいものも取り揃えました。金沢の夏の情緒をおたのしみください。