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2023/11/13

草暦2024

草暦2024、入荷いたしました。

今回もすてきです。 

どうぞ手に取ってご覧ください。


以下、草暦を作られた矢谷さんより。


今年も出来上がりました。
2024年版の草暦は、これまでで初めての多色刷りです。
全体がひとつらなりの生命の環になっています。

草々からの報せを木々が受け取り、
石々へ、山々へ、根っこへ伝わり、
その情報は水に写され、それを亀が海へと届ける。
そして海の鯨からの情報は陸の馬に届けられ、あらゆる生きもの達へ。
いつも想いを寄せている食肉となる動物たちのことも描いてみました。

最後12月は毎年そうですが、日本の山の熊達への祈りのページです。
七十二候、「熊、穴にこもる」そんな季語はもう死語、
というほどに熊たちは森もなく食べるものもなく、
冬中おなかを空かせて里に下りてきて撃ち殺されることが続いています。
安心して冬眠できる環境は日本の山にあるのかしらん、
熊たちよ、森が再生出来るまでどうか生き延びてほしい、
狼がいなくなった今、野生で森を生きる大型ほ乳類、
そんな存在が現代に生きてくれているだけでも奇跡と、
熊たちの今を想いながら終わる一年です。

そして・・
☆今回のエピソード☆
草暦の原稿書きの最終日、表紙の亀を描いている時に、休憩に庭に出て体操していたら、、
ガサゴソ、、ん?? なんとまあ、目の前に亀さんが居ました。
しかも大きい!調べたらロシアリクガメとか
交番に届けつつ、今はうちでお預かりしていますが、亀を描いてたら亀が来た。
しかも2024年の表紙の存在が。
これは楽しみな2024年の始まりです。



終了いたしました。
ありがとうございました。